2016年10月 1日 (土)

鉄道研究部、作成したジオラマが雑誌に掲載されました。

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鉄道研究部は、第8回全国高等学校鉄道模型コンテスト(2016年8月6,7日)において、京都をモデルにしたジオラマ「八条油小路と東寺」を出展しベストクリエイティブ賞を受賞しました。このジオラマは高二の部員5人が4ヶ月かけて制作したものです。雑誌「とれいん」の10月号にも紹介されています。

 東寺の五重塔、東海道新幹線と近鉄の架線を再現したことが雑誌編集者に評価されました。架線柱は市販されていますが、架線を自作で忠実に再現するのは至難の業だと言われています。これを励みに後輩達には来年度以降の文化祭では完成度の高いジオラマを展示して欲しいと思います。鉄道研究部の活動はホームページ(http://asano-ara.tumblr.com)で随時報告していますので是非ご覧下さい。(文責:顧問)

 

2016年9月29日 (木)

体育祭を実施しました

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天候の都合により順延となっておりました第37回打越祭第二部体育祭ですが、9月26日に行うことができました。当日は午前中こそ曇り空でしたが、午後には太陽も顔を出し、3年ぶりに全てのプログラムを行うことができました。(過去二年間は、競技の途中から雨天となり、一部のプログラムを変更しました。)生徒たちは全面人工芝化されたグラウンドで、競技や応援に真剣に取り組み、汗を流していました。最後になりましたが、ご来校いただきましたお客様、飲み物をご提供いただきましたPTA総務部の皆様、この場をお借りして感謝申し上げたいと思います

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。ご声援、ご協力ありがとうございました。(文責:生徒会顧問部)

 

2016年9月26日 (月)

日経ストックリーグに向けて セミナー開催

社会科の特別プログラムとして、日経ストックリーグに、中3・高1の希望者が参加します。

 

このプログラムは、野村ホールディングスと日本経済新聞社が運営する学習プログラムで、株式の売買を模擬体験しながら、株式や投資についての理解を深める内容となっています。 

 

参加する生徒は数名のグループをつくり、テーマを設定してグループワークを重ねながらレポートを作成します。

レポートの作成にあたって、今回、野村ホールディングスの酒井賢一氏に来校していただき、株式のしくみを学ぶセミナーを開催しました。Img_0983

参加者は、このプラグラムに挑む中3・高1合わせて約40名。土曜日の午後の特別講座となりましたが、皆、熱心に酒井講師の講義に耳を傾けていました。

 

内容は、株式の基礎知識から財務諸表の見方までで、中3には少し難しい話もありましたが、具体的な事例をまじえた酒井氏の語りに引き込まれ、講演後も熱心に多くの質問を投げかけていました。

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今回のセミナーは将来の職業選択にも役立つ、とてもよい機会となったようです。このセミナーで学んだ知識や理解をもとに、優れたレポートが作成されることを期待しています。

文責 : 中3・高一担当教員

2016年9月24日 (土)

全国高等学校ビブリオバトル関東甲信越大会に出場しました

今回は、図書館で日ごろから活動している、図書研究会の話題です。

9月18日(日)に開催された「全国高等学校 ビブリオバトル 関東甲信越大会 2016」(主催:活字文化推進会議,主管:読売新聞社,後援:文部科学省・ビブリオバトル普及委員会ほか)に、図書研究会の代表1名(高二 安邊健人くん)が出場しました。

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ビブリオバトルとは、バトラーと呼ばれる発表者がそれぞれ「紹介したい本」を持ち寄り、その本の魅力を紹介するというものです。観客がバトラーの発表を聞き、「一番読みたいと思った本」に投票することで「チャンプ本」が決まります。

先日の本校の文化祭でも実施していましたので、ご覧になられた方もいらっしゃるかもしれません。

40校47名が参加して行われた本大会では、まず6人ずつの予選グループに分かれて決勝進出を目指すことになりました。

安邊くんが紹介した本は、相沢沙呼の『小説の神様』でした。

本人は、「緊張した。」と言っていましたが、場の流れを踏まえたアドリブを入れながら、堂々と発表していました。結果は惜しくも2位で予選敗退となってしまいましたが、「違う予選グループだったら、決勝に出られたのでは…」と思うほど、素晴らしい発表でした。日ごろの練習の成果がいかんなく発揮されていたと感じました。

是非、来年は「決勝進出」、「全国大会出場」を目指して、これからの練習に励んでもらいたいと思います。

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文責:司書教諭

2016年9月20日 (火)

平成29年度入試説明会 受付

平成29年度入試説明会のインターネットによる参加申込をおこなっています。
ホームページの「説明会・学校行事」をご確認ください。

説明会の対象は、保護者の方に限定させていただきます。5、6年生の保護者の方を優先として、定員となり次第、締め切りとさせていただきます。
10月3日(月)13時の時点で空席がある場合は、4年生の保護者の方もお受けいたします。

劇団こぎと・秋公演

演劇部・劇団こぎと、秋の公演のお知らせです。

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heart019月25日(日)heart02

heart0110時30分開場heart02

heart0110時45分開演heart02

heart01県立横浜平沼高校にてheart02

heart01本校生徒による創作劇『ミックスベジダブルheart02

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2016年9月19日 (月)

体育祭順延のお知らせ

明日(9月20日)に予定していました体育祭は、

天候の都合により9月26日(月)に順延としました。   

2016年9月16日 (金)

文化祭期間中の図書館

9月10日,11日の2日間にわたり、本校の文化祭、打越祭がおこなわれました。

図書館では図書研究会が主催したビブリオバトルが計4回開催されました。

特に午後の部では、一つのテーマに絞って本を選択するという、普段とは異なるルールで試合を行い、多くの観客の皆様に観戦していただきました。

中でも最終回となる2日目の午後の会では、直前の生徒会のイベントのおかげもあってか大入りとなり、バトラー(競技者)の生徒も緊張しながらも精一杯、本を紹介していました。

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また、図書委員会が母体となり、今年も古本バザーを行いました。

今年は今までの「中学棟3階ピロティ」から「生徒ホール」へと場所が変わりましたが、たくさんの方にお集まりいただき、盛況のうちに終了しました。

お買い上げいただいた方、また本をお持ちいただいた方、ご協力ありがとうございました。

なお、売上金につきましては、熊本地震の復興支援として寄付させていただく予定です。

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【文責:図書館運営委員会】

2016年9月12日 (月)

中・高サッカー部 招待試合 

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サッカー部は文化祭で毎年、逗子開成高校との招待試合を行っています。

 晴天に恵まれ、この9月よりリニューアルした人工芝のグラウンドということで選手のモチベーションは高かったようです。結果は下記の通りとなりました。

 サッカー部招待試合の一番の特徴は、両校先生チームの対戦があるということです。今年は失点から始まったものの、徐々に攻撃力を見せて逆転勝利!ストライカー齋藤先生(FW・保健体育科)の2ゴール1アシスト、足が痙攣するまで走りぬいた吉澤先生(MF・理科)の絶妙なクロスなどで勝利することができました。

◇文化祭招待試合 2016年9月10日(土) 浅野学園グランドにて

・高校

 浅野A 2-1 逗子開成A

 浅野B 1-1 逗子開成B

・教員

 浅野 4-2 逗子開成(15分×3 得点者:齋藤2、永山、岩崎)

・中学

 浅野 1-10 逗子開成(25分×4)

※今後とも浅野中・高・サッカー部にご声援よろしくお願いします。

   

2016年9月11日 (日)

文化祭終わりました!

本日は、第37回打越祭第一部文化祭の二日目でした。午前中はあいにくの雨天でした。昼過ぎに雨はあがり、午後はステージ企画を催行することが出来ました。本日は7813名

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のお客様にご来校いただき、大変な盛況でした。誠にありがとうございました。9月20日(火)には打越祭第二部体育祭がございます。体育祭もどうぞご期待ください。(文責:生徒会顧問部)

2016年9月10日 (土)

文化祭始まりました!

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本日、第37回打越祭第一部文化祭が始まりました。晴天にも恵まれ、5906名のお客様にご来校いただきました。例年の企画に加えて、浅野生が学校の敷地内をご案内する新企画「浅野めぐり」も好評でした。明日も生徒、教職員一同お客様のご来校をお待ちしております。(文責:生徒会顧問部)

2016年9月 9日 (金)

バザーへのご来場お待ちしています。

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打越祭にて恒例のPTAバザーを行います。

 

★日時★

 

9月10日(土)・11日(日)9:45~14:00 中学棟2階中学会議室

毎年大好評の手作り浅野グッズ!!また有名ブランドのタオル・食器など多数ございます。このチャンスをお見逃しなく!

 

★制服リサイクル★(10日…中1B教室、11日…中学会議室)

・10日のみ9:30よりテニスコート3にて、制服リサイクルの整理券100枚を配布します。

 

・整理券をお持ちでない方の制服リサイクル会場ご入場は11時以降です。

 

保護者の皆様には寄贈品へのご協力ありがとうございました。現在、部員一同力を合わせて準備に取り組んでおります。

 

当日は皆様のご来場を心よりお待ちしています。

                                                                                           (文責:厚生部)

ディベート部:即興型英語ディベート"全国大会3位"

8月中旬、文部科学省後援 即興型英語ディベートの高校生全国大会(PDA主催)が行われました。

この大会は、そもそも即興で英語ディベートが出来る高校生が少ないため、県大会を経ずに全国大会に参加出来ますが、文部科学省後援の正式な大会です。

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即興型英語ディベートは、15分前に論題が出され、その後すぐに試合が行われます。論題は様々なトピックが出されます。

今回の論題は「義務投票制を導入すべきである」「消費税を上げるべきである」「高校生時代には、都会で暮らすよりも田舎で暮らすほうが良い」などです。

そして、高校2年、前田翼、齋藤遥、矢吹泰成、の3人が決勝トーナメントに進出、そして見事全国3位入賞を果たしました!!

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また個人賞として、質疑応答賞5位を、高1伊藤大貴、岩本悠佑が獲得しました。

他のチームも善戦し、全国に浅野旋風を巻き起こすことが出来ました。

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ただ、どのメンバーも現状に満足しておらず、更なる高み(全国大会、大学生大会、世界大会)を目指しているようです。

更なる高みを目指し、今後とも頑張って参りますので、よろしくお願いいたします。

文責:ディベート部顧問一同

2016年9月 8日 (木)

作家、上橋菜穂子さんのサインを頂戴しました!

こんにちは。

このたび素敵なご縁をいただき、『守り人』シリーズなどで有名な作家、上橋菜穂子先生よりサインを頂戴しました。色紙だけでなく、図書館の蔵書として今まで生徒の皆さんが繰り返し読んできた『精霊の守り人』の扉にも、サインをしていただくことができました。

 

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図書館にとって、とても大切な品となりました。

このサインですが、現在は図書館のカウンターにあるガラスケースで展示しています。

文化祭のあいだも展示してありますので、ぜひ図書館に足を運んでみてください。

(文責:図書館運営委員会)

2016年9月 6日 (火)

今夏のエンパワーメント・プログラムの感想

 この夏に行われたエンパワーメント・プログラムは、中3・高1合わせて230名もの生徒が集まり、大盛況で終わりました。最終日のプレゼンでは、一人一人の生徒が、5日間のプログラムで学んだことをふまえて、自分の夢や志を英語で堂々とスピーチしました。

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 このプログラムは今年で2年目となりますが、今年も受講した生徒からは、大変好評の声があがっています。

「グループリーダーの外国人留学生と、アメリカと日本のちがいについていろいろなことを話すことができた。(中3)」

「世界でどのようなことが起きているのかを知り、その対策を考えるために話し合うのが、とても面白くて貴重だと思った。(中3)」

「ディベートなどを通じて、人前でも混乱せずに英語で話せる力がついたと思う。(中3)」

「グローバル社会に一員として、自分がやるべきことを見つけることができた。(高1)」

 

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 外国人留学生の感想も好意的なものが目立ちました。

「私は、彼らのすばらしい英語力とそのレベルに驚きました。彼らは行儀がよく、とても懸命に学んでいます。彼らと作業をするのに何ら苦労はありませんでした。」

「はじめ彼らは明らかにシャイでしたが、少し会話したことで打ち解けると、途端にフレンドリーでナイスな生徒になりました。そして、私が充実した生活を送っているアメリカのことを、たくさん質問するようになりました。」

 

 このプログラムは、株式会社アイエスエイの主催ですが、海外の人との交流の機会をこのようなかたちで提供してくれることは、とても有難いことで本校生徒にとっても大変有意義な研修となっています。今後も継続的に、海外との交流事業を進めていきたいと考えています。

 

文責: グローバル化推進委員会

 

2016年9月 5日 (月)

教養講座:「KEKに行こう」を実施しました。

 茨城県つくば市にあるKEK:高エネルギー加速器研究機構(大学共同利用機関法人)の 一般公開が9/4に行われるのに合わせ、中学3年と高校一年の希望者対象(約40名参加)で教養講座 を実施しました。

 

 KEK(高エネ研)は2008年ノーベル物理学賞を受賞した小林誠特別栄誉教授が在籍される 研究所で、受賞理由になった小林・益川理論の実証実験にも大いに貢献した研究施設で日本 の粒子研究の最前線です。広大な敷地に1周3kmにもおよぶ円形加速器や、直線上の加速器、 他の加速器、さらに新たな加速器開発の研究や、加速器を用いることを中心とした様々な研究が 行われています。

 

 一般公開も大規模なもので毎年数千人の方が来場します。スケールの大きなたくさんの施設を いちどきに見学できる、またとないチャンスですので生徒に呼びかけて一般公開に参加しました。

 

 Gedc0137_6 見学にあたり、中学生・高校生にはなじみのない内容ばかりですので、前日に学校にて事前学習会を 実施しました。放射線や粒子線、宇宙の起源とされるビッグバンの前後の話と、現在、物質が取り残され、 反物質のみが消え去った謎についての話や、中学高校レベルでも学習する粒子線(陰極線)の演示実験などを学校で行いました。(偶然にも現地の放射線研究所の説明展示にも同じ実験装置がありました)

 

Gedc0151 Gedc0150 見学当日は朝早く秋葉原駅に集合して、つくばエクスプレスで向かい、つくばからは KEKが用意してくださる一般公開用の無料バスに乗せていただきました。 現地ではあらかじめ決めておいたグループ行動として、それぞれのグループが行ってみたいと思う 施設から巡りました。一般公開はじまりの9時半の少し前には現地に着き、はじめの時間から見学ができました。所内も循環のバスが巡り、広大な敷地の研究施設を効率よく回ることができました。

 

Gedc0153 Gedc0155  所内での案内は施設の中はもちろん、外での誘導案内も研究者や技師の方たちで、それぞれの場所で 設備の説明を中心に、宇宙や粒子の謎、それに必要な知識をレクチャーしていただいたり、海外での 研究の話をしていただいたりと、直接研究者の方たちと接することができる貴重な機会も得ることができました。

 

Gedc0161 なお、帰りの集合場所近くの広報センターではサプライズ企画が行われていました。KEKの小林誠先生が ノーベル財団から贈られたメダルは4枚あり、同じ鋳型から純金の1枚(保管用)と複製品3枚(サブ)があり、その1枚が展示されていました。レプリカと表現されていましたがこれ以上の複製は許されていないため、人に見せるための「本物」ということになります。なんと、今回は初めてメダルを触らせていただけるという大変貴重な機会も用意されていました。タイミ ングの良かった生徒は触らせていただきました。

 

Gedc0148_2 Gedc0158_2  単年度ですべてを見ることは難しく、また、その年に見ることができる設備も研究スケジュールによって 多少異なるのですが、参加した生徒たちは夕方までの予定時間一杯まで見学をしてたくさんのことを学び、 刺激を受けてくれました。

 

 

 

 1日で本当に盛りだくさんでしたが、難しそうなことが不思議だなぁ、おもしろいなぁ、と感じられたり、 スケールの大きな実験に驚いたり、研究者の先生方の気さくで真剣な様子を目の当たりにしたことが大切な経験になってくれたとおもいます。

 

 当日よくしていただいたKEKの皆様に感謝申し上げるとともに、長時間 の見学の生徒諸君もお疲れ様でした。 (担当教諭:徳山)

2016年9月 2日 (金)

第37回打越祭 公式ホームページ公開のお知らせ

浅野中学・高等学校の第37回打越祭の公式ホームページを公開しました。

文化祭 9月10日(土)・11日(日)

体育祭 9月20日(火)(体育祭は雨天順延)

皆様のご来校をお待ちしております。

【打越祭公式ホームページ(PC版)】

http://www.asano.ed.jp/uchikoshi/

【打越祭公式ホームページ(スマートフォン版)】

http://www.asano.ed.jp/uchikoshi/phone/index.html

(文責:生徒会顧問部)

夏合宿報告(登山部)

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 夏合宿の報告をいたします。

 高校(経験者向け)合宿を7月26~28日、2泊3日で実施しました。登山対象は槍ヶ岳。1日目、スーパーあずさと路線バスで上高地に入り、槍沢キャンプ場まで歩いて幕営。2日目、サブザックで槍ヶ岳頂上を往復、キャンプ場までもどって撤収、横尾キャンプ場まで歩いて幕営。3日目はテント撤収後上高地まで歩き、路線バスと松本電鉄を乗り継ぎ、松本駅近くのスーパー銭湯で入浴して帰途につきました。槍ヶ岳に登頂するには最短の日程ですが、一日目の歩行距離が長く、部員諸君はよく歩いたと思います。写真は頂上での集合写真。近年、ヘルメットの着用が推奨されるようになり、部として揃いのヘルメットを買って挑みました。部員14名、顧問3名が参加しました。

 中学(初心者向け)合宿は8月18・19日に実施。奥秩父の瑞牆山(みずがきやま)・金峰山に登りました。1日目、韮崎から路線バスで登山口まで行き、富士見平キャンプ場まで歩いてテント設営後、サブザックで瑞牆山を往復。2日目、サブザックで金峰山を往復後、テントを撤収して帰途につきました。写真は瑞牆山頂上でのものです。部員8名、顧問3名が参加しました。

 高校・中学とも、従来はもう1泊長い日程を組んだ登山対象です。部員諸君がしっかり歩いてくれたことに感心しています。文化祭では、これらの合宿を紹介する展示を行いますので、よろしかったらお運びください。(文責:顧問)

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今年も『化学グランプリ2016』入賞。化学部中川君が銀賞,鈴木君が銅賞。

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『化学グランプリ2016』(参加者全国 3,793名)に今年も化学部員18名がチャレンジし、一次選考(マークシート式試験150分)の結果、高二 中川蒼君と高三 鈴木啓朗君が夏休みに名古屋大学での二次選考(1泊2日の合宿型式で実験をともなう記述試験240分)に進み(上位者78名)、中川蒼君が銀賞で鈴木啓朗君が銅賞を受賞しました。中川君は高三を除くと10番くらいで来年の「国際化学オリンピック・タイ大会」の代表候補者(20名)に推薦され、今後は半年かけて選考される代表者6名入りをめざします。実際に国際大会へ出場できるのはこの中の4名です。昨年度は鈴木君がこの代表者の6名に残りましたが惜しくも出場できなかったので、今年度は中川君がそのリベンジを果たしてくれることを期待しています。以下は中川君と鈴木君の感想です。

「一次試験でのミスが多かったため昨年と同じ銅賞という結果で残念でした。大会自体は去年の化学グランプリや国際化学オリンピックの合宿等で知り合った人も多く、楽しく(5時半頃まで起きていた!?)過ごせました。」( 高三 鈴木啓朗 写真右)

「2度目の挑戦で銀賞という結果になってとてもうれしいです。二次試験は不慣れなこともあり最初要領がつかめず、実験を始めるのが周りに比べ遅れていましたが、焦らずマイペースで実験をしていたらいつの間にか追い抜いて時間的には40分ほど余りました。しかし、二次試験で初歩的なミスがあり一次試験のアドバンテージを生かしきることができず大賞の賞品ノートパソコンを逃したのは残念でした。これからは浅野化学部念願の国際大会への出場権を獲得するために努力していきたいと思います。」 ( 高二 中川 蒼 写真左)     (文責:顧問)

教養講座:保育体験をしよう(8/29~8/31)

 2016年8月29日~31日、教養講座「保育体験をしよう」で、「ゆうゆうきっず横浜」様を訪問しました。この報告記事では、3回分の生徒の感想などを新たに紹介しながら、今夏の保育体験についてまとめます。第1回目(7月13日)第2回目(7月15日)第3回目(8月3日)の記事もあわせてご参照ください。

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(1)この講座に参加しようと思った動機や、将来の職業などにつながるビジョンがあれば、具体的に教えてください。

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〇もともと子どもが好きなのと、親が子どもに関わる仕事に就いていて、将来そういう職業に就くときに役に立つかなと思ったので参加しようと思った。就かなかったとしても将来役に立つと思ったから。
〇純粋に子どもが好きというのと、保育に興味があったのと、将来子どもができたときに生かせればいいなと思ったから。
〇幼い子どもたちと交流することで、何か得られるものがあると思い、参加しました。もちろん、子どもが大好きなのもありますが(←後述するように、その何かの一つが「母性」です)。

<8/30>
〇将来教育学部に入り、教育について考えたい。その中で現在の保育園がどのような教育をしているのかを見たかった。
〇幼児をこの目で見てみたかった。将来、子どもとの会話が必要になる職業に就くため。
〇このような機会はとてもめずらしいと感じたから。
〇小さな子とふれあうのが好き(以前住んでいた家の周りにたくさんおり、よく遊んでいた)なので参加しました。

<8/31>
〇小児科とは限らないが、医師になりたいと思っているので参加した。
〇小児科医になりたいと考えているため、子どもとの接し方を学びたかった。
〇将来、カウンセラーのようないろいろな人と話す仕事をしたいので参加しました。
〇将来の夢が学校の先生で、純粋な心と触れ合いたいと思ったから。
〇教養講座の説明があったときの1~2週間前に、公園で小学生3、4年くらいの子どもと遊んでとても楽しくて、小さな子どもとの交流を盛んにしたいと思っていたから。


(2)保育体験を通じて、何を学びましたか?幼児とどのようにふれあったか、どのような「遊び」をしたか、などにふれながら、感想・意見を自由に書いてください。

<8/29>
〇自分は運動会の練習に参加させてもらったのですが、そこで使う器具にも子どもの危険ができるだけないように作られていたことや、子どもたちと話すことでどんな風に話せば、喜んでくれるのかということが分かりました。
〇カード遊びやわいわいふれあったりして、それぞれ個性のある子どもたちとどうふれあうのか、また自分には比較的アクティブな子たちが集まるということがわかった。子どもたちが切り換えるには、自分たちがきちんとメリハリをもって行動するということが大事なのだと実感した。
〇人それぞれに個性があることを改めて認識できた。また、やはりまだ自分をコントロールできないために、自己主張してくる子どもたちがたくさんいました。遊んでいたり、喋っていたりするときに割り込んでくる子どもへの対応が少し大変でした。そのような点において、保育士さんたちはとても上手に接していて、かっこいいなと素直に感じました。

<8/30>
〇幼児の積極性が強かった。僕がクイズをやっているときも手が挙がっていた。また、とにかく話したそうだったので、聞いてあげることが大切だった。また、保育園内の設備の気遣いが見られた。
〇ほぼ幼児の「サンドバック」状態になっていました(←人気者だったということですね(笑))。また、クイズを出し合った。
〇かるたで遊んでいたときにけんかが2、3度起きてしまい、対応に困ってしまいました。うまく対処していた保育士さんが本当にすごいと思いました。2日間にわたる研修だったためか、最後のお別れがとても辛かった(←また会いに行こう!)。
〇かるた遊びをしたが、勝ち負けやちょっとしたことですぐけんかをしてしまうので、おさめるのが大変だった。
〇トランプ遊びをしながら、他の子からちょっかいを出されたりと、いろいろ忙しく遊びました。2つ以上のことを求められたときに、どちらに重心を置くか、配分が難しかったです。いろいろな子がいて、なぜか私の周りには先生のいうことに対してすぐ動かない子が多かったのですが、その子たちに先生の方を向かせるのが大変でした。

<8/31>
〇粘土遊びやパズル、塗り絵などをやった。子どもは1年成長するだけで対応の仕方がずいぶん変わった。子どもの成長は早いと改めて実感した。
〇まずその子がどんなタイプなのか見極めて接することが大切だと感じた。
〇名前をしっかり呼んであげると、心を開いてくれた。
〇寝る前に本を読んであげるときに、「もっとゆっくり読んで」といわれた。
〇想像以上に幼児たちの精神年齢が高く、力を抜いてあわせようと思って遊んだら、あっさり負けたことに驚いた(←かるた遊びやトランプの神経衰弱でしょうか。園児のみなさんは本当に強くて、浅野生も教員も連敗しています(笑))。


(3)今回は、浅野側から積極的に「出し物」などをやりませんでしたが、何か一緒にやったり、発表したいと考えたことがあれば提案してください。

<8/29>
〇読み聞かせ、クイズ、図画工作など。
〇紙芝居や人形劇をやったり、一つの遊びをみんなでやったりしたいと思います。
〇ダンスなど、一緒にお遊戯をしてみたい。

<8/30>
〇文化祭の催物部門の縁日の接客、種目決定に活用したい。(←今年度の文化祭は9月10日(9:30~16:00)、9月11日(9:00~16:00)です!)
〇もっとゲームをやりたかった。浅野についての発表(←ちなみに、園児から「なんでお兄さんしかいないの?」という素朴な質問をされました。なるほど、いい質問ですね。答えは、浅野学園が「男子校」だからです)。
〇手話とか教えたりしてもいいと思った(←教養講座「手話を学ぼう」に参加した生徒。ちなみに、手遊び歌を一緒にやっていて、手遊びの「花」と、「花」(咲く)の手話が似ていることに気づきました。手話は視覚言語なので、こういうことが起きるのでしょう。簡単な挨拶の手話や、童謡「チューリップ」の手話歌など、やろうと思えばできますので、いつでも協力します)。
〇絵本や紙芝居を浅野生が読むというのもいいなと思いました(←いわゆる「読み聞かせ」ですが、これまでも自由遊びのときなどに、やる機会がありました。手作りの紙芝居を披露している学校もあります)。

<8/31>
〇椅子取りゲームなど、全員で参加できる遊び。
〇身体全体を使って表現することが求められる遊び。


(4)次回以降の参加生徒に、注意を喚起すべきことがあったら書いてください。

<8/29>
〇あまり緊張しないで、自然体で積極的にコミュニケーションをとると、とても仲良くなれる。
〇ふつうに接すれば、子どもたちも興味をもって一緒に楽しめる。
〇座るときは足を伸ばしたりしないこと(幼児がひっかかって危険)。人それぞれに個性があることを忘れずに、優しく接してあげる。

<8/30>
〇先生が話しているときに、子どもが僕たちの方を向いてしまうので、さりげなく先生の方を向くようにしてあげてください。
〇積極的に向こうから声をかけてくる。「かるた」は気をつけろ!
〇足を伸ばして座らない。すべてを受け入れるほどの心の広さをもつこと。
〇うっかり話し込んでしまって、先生の話を聞くようにとなかなか言えなかった。

<8/31>
〇むやみに動かず、周りをよく見て園児にぶつからないようにする。
〇大きく手を振って歩かない、など周りに注意して行動すること。
〇あまり大きな声を出さない。
〇ちゃんと幼児の話をきいて、一緒に笑ってあげること。ちょこちょこ走り回っているから、足もとをちゃんと見ること。


 3回分の生徒の感想は以上です。今回は、受け入れ可能人数の関係上、高1限定の講座としましたが、全体で25人の生徒が参加しました(うち2名は強い希望で2回参加)。参加動機はさまざまでしたが、学校の先生など「教育」に関わることに関心がある生徒、小児科医を志望する生徒が多くいました。

 ところで、8月31日の体験に先だって園長先生からいただいた激励のお言葉の中に、「男性にも「母性」があり、これは小さい子に接する中で貯金できる」といったお話がありました。今回参加した生徒の中にも母性が芽生えたはずですね。だから、こうした保育体験が将来のイクメン養成講座としても機能するんだな、と納得しました。

 それから「ぜひまた行きたいです」という生徒の声が強く、「保育同好会」みたいなものを作ってはどうか、という意見まできこえてきます。そこまでのモチベーションの高さも、「母性」のなせるわざでしょうか。複数回体験していっそう情を深めるにせよ、一度きりの出会いをそっと胸に秘めるにせよ、できるだけ多くの生徒にこうした体験をしてもらい、地域交流・情操教育の場としたいと思っています。

 また、このような教養講座を「ボランティア活動」として捉えれば、まさしく生徒諸君が見せてくれた「自発性」が大切なので、これからも自分にできることを模索していってほしいと思います。それこそ、胸を張って「自分たちの力で、地域貢献できた」といえるように。期待しています。

 最後になりますが、貴重な機会を提供してくださった「ゆうゆうきっず横浜」のみなさま、ならびに温かく見守っていただいた保護者のみなさま、ありがとうございました。そして園児のみなさん、また会える日を楽しみにしています。

(文責:教養講座担当 橋本)

2016年9月 1日 (木)

人工芝グラウンド開場式

9月1日(木)、人工芝グラウンドがオープンしました。

始業式の後に、人工芝グラウンドにて開場式をおこないました。

色鮮やかな緑のピッチに生徒たちも喜んでいた様子でした。

使用上の注意に気をつけながら、思う存分に体を動かしてほしいですね!

(入試広報部)

※ グラウンド360°写真が次のURLから見ることができます。

https://goo.gl/photos/UsYSFcYmsQxomNBR6

  

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2016年8月31日 (水)

教養講座:『ビリギャル』・『ドラゴン桜』で考える受験哲学

 2016年8月5日、高校1年生を主たる対象とした受験に関する教養講座を開きました。タイトルに掲げた「受験哲学」というのは、大学受験を通じて、受験勉強の内容それ自体を超えた何かを得よう!という考え方のことで、担当教員が高3担任をしていたときに、よく使っていた言葉です。

 講座は、映画『ビリギャル』を鑑賞して感想を発表したあと、担当教員による学習法・受験哲学・東大受験のノウハウに関するレクチャーと、質疑応答で構成しました。まだ高1は明確に大学受験生とはいえませんが、夏休み中の8月3日、4日に開催された東大のオープンキャンパスには多数の生徒が参加したため、東大受験の話もあえてしました。

 社会に出ると、絶対的な「正解」のない問題に突き当たることが多いものですが、「東大受験でいかに勝つか?」という問いもそうです。この問い自体が単なる受験テクニック的な話を超えた、ありそうでなかったアクティブ・ラーニングの議題として興味深いため、今回取り上げました。

 東大受験に関する作品としてはタイトルに掲げた『ドラゴン桜』が有名ですが、そのエッセンスで利用できるところと、担当教員の経験を織りまぜながら、レクチャーしました。あくまで担当者の私見であり、詳細は多岐にわたるため割愛しますが、以下のような話をしました。

〇受験は博打ではない。いかにリスクヘッジして、「負けない戦い」をするかが重要。そうすれば、勝つべくして勝てる。
〇「やる気」に対する誤解と、適切なコーチング →やる気がない時にやる方法とは?
〇先生や問題集を「信じる」ことの大切さ(『ビリギャル』・『ドラゴン桜』ともに、このメッセージを感じることができます)
〇不安・緊張に対する誤解と、適切なメンタルトレーニング
〇「詰め込み教育」批判に対する反批判
〇記憶のメカニズム(「復習」が重要な理由など)。(主要参考図書:池谷裕二『受験脳の作り方』(新潮文庫、2011年)。図書館にあります)
〇予備校・塾に関する注意点
〇「自学自習」の強み
〇英数重視型と全科目主義の比較
〇都市部の中高一貫校に通う生徒と、地方の公立高校に通う生徒を比較(担当教員は後者だったため、その実体験から)
〇「美しいノート」を作ることの是非
〇勉強する「場所」の選び方
〇「受験科目の順番」を強烈に意識すべき理由
〇センター試験との向き合い方と、得点シミュレーション
〇過去問をやる意味
〇「模範解答」の注意点
〇「出題者の意図」とは?
〇東大国語に対するリスクヘッジ(なぜ漢文・古文が重要か)
〇東大数学に対するリスクヘッジ(問題の見極めと、部分点に対する考え方。解法暗記の是非)
〇東大英語に対するリスクヘッジ(とくに問題を解く順番)


以下、生徒の感想・意見です。

(1)映画『ビリギャル』に対する感想・意見

〇どんな人でも可能性は開けるというメッセージを感じた。映画中のさやか(ビリギャルの名前)にもスランプのようなものがあり、僕も中学受験時にそれがあったので共感できた。最後には受験に父親が協力しているのをみて感動した。ひたむきに何かに打ち込むことは、人を変える力があると思った。

〇自分のやりたいことを追いかけるという点に、受験というより、道徳的なメッセージを感じた。

〇学校で成績不良の子が塾のシステムでそれなりに変わることがある。個別指導から集団指導のものまでいろいろあるが、この映画は個別指導のメリットが表れているのかなと思った。家庭生活(家族も含む)が、やはり「受験」で変わる。

〇劇中で主人公が言っていたように、「何のために勉強するのか」、という目標を持つことは非常に大切だと思った。夜も寝ない、遊ばないなど欲にうち勝てるようになりたいと思った。


(2)講座を通じての感想・意見

〇まだ大学受験を意識したことがなかったので、今回の講座は新鮮な部分が多かった。数学で解法を暗記するのには抵抗があったが、今日の話で、なにかすっきりした気になった。また、東大のオープンキャンパスに行ってみて、現役の東大生の話や模擬講義などを受けて、より東大に行きたいと思った(とくに経済学の講義はとても面白かった。)

〇東大受験の話については正直まだわからないのですが、ただ基本的な注意は一緒だと思いました。もともと音読していたり、勉強はじめはゆるいものからする(リビングで寝転がりながらプリント音読)など実践していたものもありましたが、それを体系的に整理するという観点で、とても面白かったです。とくに興味深かったのは次のような点です。
①参考書をあさるのはあまりよくないという話。実際英語の単語テストで中2のときは『ユメタン』をすみまで覚えていて、そのときは成績が良かったなあというのを思い出しました(今は若干精度が落ちたような気がします。)
②英数重視型と全科目主義の話。完全に自分は英数派でみんながそうだと思っていたのですが、違いました。
③「詰め込み教育」の話。自分も先生と同じ考えで、知識(勉強に限らず、一般教養も含む)はとても重要だと思っています。

〇「他人に教える方が定着する」というのは、実際に体験したことがあって、とても良い方法だと思う。自分はどちらかというと「集中学習」よりな気がしたので、「分散学習」に切り換えたいと思う。英語以外にも音読をしようと思う。答案をつくる上で部分点を狙いにいこうと思う。

〇言い方は悪いが、東大「ぐらい」だったら当たり前のことを当たり前にやれば簡単に受かるのだと思った(当たり前のこと、が最も難しいというのも感じた)。自らの信念を貫くことの大切さ。受験はしっかりシミュレーション・逆算をするべき。とにかく音読をする。


(3)現時点における、あなた自身の「受験哲学」を教えてください。

〇メリハリをつける。部活をやっているときには、部活のことだけに集中する。一日中勉強という中でも家族などとのコミュニケーションを大切にする(ご飯のときなど)。

〇今までの受験は中学のみなので、それだけのことを考えると、「受験は楽しいと思い込む」といったところでしょうか。実際、机に向かってカリカリするだけでなく、場所を変えたり、たまに自分の楽しみを見つけたりするのも大事かなと思います。

〇どんなときも基本を大切にしようと思った。受験も考え方次第で合否が分かれる。

〇自分の信じられる先生、参考書を決めて愚直に信じ続けた人が勝つ。勉強はつらい、ではなく、楽しいという見方。


 ところで、大学受験に関わる内容を、リベラルアーツや情操教育を標榜する「教養講座」の枠でやるのは不思議だという意見があるかもしれません。しかし、受験勉強と情操教育は二律背反ではありません。受験勉強を通じて得られた知識はもちろんのこと、自己分析・リスクヘッジして勝つ方法を徹底的に研究したり、家族に感謝したり、感情が揺さぶられる経験をすることで、人間的に大きく成長できるのはまちがいないからです。

 「勉強はつらいもの」だから「受験勉強は我慢の連続だ」といった固定観念を払拭できたら、受験スタイルも変わるし、学びの意義がより深まります。そして、生涯を通じての学びにつながるでしょう。本来「勉強は楽しい」ということを伝えるのも、ふだんの授業や教養講座の意義なので、テーマを変えていろいろと実践していこうと思います。

(文責:教養講座担当 橋本)

教養講座:『魔法少女まどか☆マギカ』を学問する

 2016年8月23日、『魔法少女まどか☆マギカ』(新房昭之監督、2011年)というアニメ作品を多角的に考察するという教養講座を実施しました。本作は、見た目はいわゆる「萌え」系の女子中学生を主人公に据えたアニメですが、ストーリー展開はある意味それを裏切る構成で、人気を博しています。次のような話をしながら、生徒の意見をききました。


〇「魔法少女アニメ」の歴史において、本作はどう位置づけられるか。


→その過程で、『魔法使いサリー』、『ひみつのアッコちゃん』、『魔法のプリンセス ミンキーモモ』、『美少女戦士セーラームーン』、『赤ずきんチャチャ』、『カードキャプターさくら』、『魔法少女リリカルなのは』などにふれました。



〇本作と「ガンダム」の類似性(参考図書:小森健太朗『神、さもなくば残念』(作品社、2013年)、328-329頁)


〇本作と「セカイ系」の関係(参考図書:前島賢『セカイ系とはなにか』(講談社文庫、2014年)。図書館にあります)


〇「ループもの」としての分析(参考図書:浅羽通明『時間ループ物語論』(洋泉社、2012年))


〇クール・ジャパン論(外国人は本作をどうみたか。「萌え」に対する海外の反応。日本のアニメ文化とコンテンツ産業など)(参考図書:一橋大学イノベーション研究センター(編)『一橋ビジネスレビュー (2010冬号)』(東洋経済新報社、2010年)、タブロイドと愉快な仲間たち(編)『超解読まどかマギカ』(三才ブックス、2011年))


〇正義論(「最大多数の最大幸福」というベンサム流の功利主義など)


〇宇宙論(「エントロピー」の増大と宇宙、「相転移」の意味)(多田将『すごい宇宙講義』(イースト・プレス、2013年)に本作への言及があります。)


〇本作とゲーテ『ファウスト』の関係。宗教的考察


〇未成年の魔法少女「契約」に関する法学(民法、消費者契約法、特定商取引に関する法律など)



 トピックが拡散していますが、本作はそれだけ多角的に分析できるということです。また、タイトルにかかげた「学問」上の一般的な分類でいうと、「社会学」、「経済学」、「哲学」、「物理学」、「文学」、「宗教学」、「法学」など多岐にわたります。今回扱った題材はアニメでしたが、きっかけ自体は何でもよいので、生徒諸君には学問の面白さ、ひいては何か一つのことを追究する学問の楽しさを知ってほしいと思います。



(文責:教養講座担当 橋本)

ディベート部:中学生日本語ディベート全国大会”ベスト16”

8月上旬、中学生のディベート全国大会(ディベート甲子園)が立教大学で行われました。

先日このブログでも紹介しましたが、厳しい関東甲信越大会予選を勝ち抜いた中学3年 増山龍星・廣瀬太雅・永田瑞稀が初の全国大会に臨みました。

結果、予選リーグを見事突破し、決勝トーナメント進出を決めました。その後、トーナメント1回戦で惜しくも負けてしまいましたが、全国大会初出場にして"ベスト16"を成し遂げてくれました!

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中学生として出場できる全国大会はこれが最後ですが、ディベートの大会は高校になってからも続きます。今回出場したメンバー全員、高校での更なる飛躍を誓ってくれています。

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ディベート部一同、今後とも頑張ってまいりますので、よろしくお願い致します。

文責:ディベート部顧問一同

ディベート部合宿報告 in ブリティッシュ・ヒルズ

8月下旬、福島にあるブリティッシュ・ヒルズで合宿を行い、中学2年生から高校2年生までのディベート部員約20名が参加しました。

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 2泊3日の合宿で、英語ディベート力を向上させるべく、浅野専用の特別なレッスンを設定してもらい、トレーニングに励みました。

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ブリティッシュ・ヒルズの施設内では、英語を使うことだけが求められ、ディベートのための論理的思考や知識だけでなく、基礎的な英語力を磨くことが出来ました。

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2学期から、英語ディベート・模擬国連等、大きな大会が続きます。全国大会出場、さらには全国大会優勝に向けて、この合宿で学んだことをもとに、部員一同チャレンジをし続けていきます。

今後とも応援よろしくお願い致します。

文責:ディベート部顧問一同

2016年8月29日 (月)

国立国会図書館の見学に行ってきました

 8月24日(水)に、高校生の図書委員(希望者)と国立国会図書館の見学ツアーに参加してきました。本来であれば18歳未満は入館できないのですが、高校生の図書委員は、引率があればツアーに参加することができるのです。

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 まず、国立国会図書館の役割を紹介した映像を拝見し、その後に館内のツアーとなりました。国立国会図書館の特徴の一つは、「閉架式」の図書館である事でしょう。普段、目にしている清話書林や地元の図書館とは異なり、「本が並んでいない」図書館です。

そして、ツアーの中では通常の利用者が立ち入る事ができない閉架書庫にも案内していただきました。一部の参考図書を除き、4000万点を超える貴重な資料が閉架書庫に収められています。納本制度により日本各地から収められた資料が並んでおり、特に『週刊少年サンデー』や『日刊アルバイトニュース(現an)』などの雑誌も創刊号から揃っているのを見て、参加した生徒も感動しているようでした。

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また、「マイクロフィルム」や「マイクロフィッシュ」の形で保存されている、昔の資料も見ることができ、初めて見る形態のメディアに驚いていました。

今回の見学を通して、参加した生徒には「調べ方」をはじめ、様々な発見があったことと思います。ぜひこれからの学校生活に活かしてもらいたいです。

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今後も清話書林では、このような機会を積極的に生徒に提供したいと考えています。

 

文責:図書館運営員会

オックスフォード研修12日目

11日目の午前中は、これまでに習ってきたOxfordの歴史や建造物、多文化主義などに関する用語を自分の言葉で説明しなおしたり、生活の中で気が付いたイギリスと日本の類似点と相違点をディスカッションしたりと、この研修で学んだことをすべて使った授業が展開されました。研修当初に比べ積極的な発言が増え、生徒たちの果敢に挑戦する姿勢が印象的でした。

午後には最終プレゼンテーションが実施され、これまでコンパニオンと共に準備してきた内容を6つそれぞれのグループが工夫を凝らしながら発表してくれました。発表前には若干緊張している生徒も見られましたが、どのグループも日本で最初に行ったプレゼンテーションからは見違えるほど上達し、堂々とした態度でプレゼンテーションすることができていました。どのグループも甲乙つけがたく、審査員も大いに頭を悩ませましたが、Best Awardは“British Culture in…Harry Potter”となりました。しかし、どのグループも我々教員を唸らせるほどの深い理解に到達していたり、街頭インタービューの結果をもとに分析を行い、政策提言にふみこんでいたりとリベラルアーツプログラムの名に恥じないものでありました。Img_0687

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プレゼンテーションの後には一人一人が研修の修了証をそれぞれのコンパニオンから受け取り、その後アイスクリームを食べながらお互いの健闘を称えあっていました。今回の研修は12人に1人の講師、6人の生徒に1人のコンパニオンが付くという、少人数授業のスタイルで親身に接してくれた先生やコンパニオンたちとの別れを名残惜しんでいる生徒も多くいました。

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なお、このプレゼンテーションの成果は9月に本校で実施される文化祭において発表する予定でおります。ご来場の際にはぜひご覧いただきたいと思います。

 

12日目の最後の自由行動の日はあいにくの雨模様でしたが、Londonへ出かけたり、Oxfordでお土産探しをしながら散策したり、ホストファミリーと過ごしたりとそれぞれが最終日を満喫していたようです。しかし一番のお土産はこの12日間で得た貴重な経験であることは間違いないことでしょう。

日本での台風の進路が若干心配ですが、明日には日本に帰国する予定です。

文責:引率教諭

2016年8月26日 (金)

オックスフォード研修10日目

8日目の放課後にはCIEが主催するWALKING TOURSに参加した生徒もいました。テーマは“Medieval medics to modern marvels”で、プロのガイドの方が科学的な話も交えながら案内してくれました。サウジアラビアやクウェートからの留学生と一緒に市内見学を行うことになり、様々な地域の人と話す機会が得られたことと思います。

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9日目の午前中は移民をテーマに学習をしました。移民が発生する要因にはイギリスの高い収入を求めるだけでなく、戦火を逃れるための移動や、災害による難民など多様な理由があると、ご自身がポーランド系でチェコからジンバブエを経由してイギリスに移動してきたJana先生のお話はとても興味深いものでした。午後のプロジェクトワークでは、金曜日の最終発表に向けて自分のプレゼンテーション原稿を作成し、コンパニオンに添削をしてもらったり、どんなフレーズでまとめるとよいか相談していたりしています。放課後も自主的に居残ってパソコンを使いながら調べ物をする生徒も多く、非常に熱心に取り組んでいました。

10日目の午前のレッスンでは入国管理官と旅行客に扮するロールプレイングを実施しているクラスがありました。例文を実際の自分の状況に置き換えたり、架空の設定を楽しんだりしながら正しい語法や自然な言い回しを学んでいます。

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昼休みには本来部外者は立ち入ることのできないOxford Unionに特別に入館させてもらいました。ここはダライラマやレーガン、マザーテレサなど著名人が数多く訪れている有名なディベート場で、白熱した政治的議論を想像しながらソファに腰掛ける生徒もいました。Img_0678_2

午後には明日に迫った最終プレゼンテーションにむけて最後の準備をしています。発表用スライドの準備を続けるグループもあれば、入念にリハーサルを実施しているグループもありますが、どのグループもBest Awardを狙い、頑張ってくれているようです。明日の発表が楽しみです。研修もあと残り1日です。悔いのないように全力を尽くしてほしいと思います。(文責:引率教諭)Win_20160825_23_41_58_pro

2016年8月24日 (水)

オックスフォード研修8日目

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7日目は遠足や自由行動の後で多少疲労の色が見えるかと思いましたが、遅刻などなく、天候に恵まれた中順調に授業、プロジェクトワークに入れました。庭で昼食を食べる生徒たちも、幾分かリラックスした表情です。16時からはオックスフォード大学の先生にオックスフォードの歴史について1時間の講義を英語で行っていただきました。

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語彙など本格的でかなり難しい内容でしたが、生徒から質問も出ており、食らいつこうとする生徒の意欲に感激しました。

一方で毎日の英語日誌の提出状況が悪くなったり、コンパニオンや先生の前でも生徒同士日本語を使用する状況などが徐々に見られ、生徒に慣れが出てきているのが感じられたので、講義後軽く指導し、少なくとも授業中や現地の方と時間を過ごしているときは必ず英語を使うよう促しました。

夜には引率教諭と添乗員はホストファミリー宅に2件お邪魔させていただき、ホームステイの様子などを見近に感じることができました。他国の留学生を受け入れている家庭も多く、よい刺激を受けているようです。

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8日目は一部の語学のクラスでは生徒が今までのまとめのプレゼンテーションを行い、またEU離脱についての講義も行っていただき大変有益でした。生徒の発表は台本の棒読みになることなく、聴衆を意識し、相手を見て問いかけながら進めることができるようになっており、徐々にレベルを上げてきているようです。午後のプロジェクトワークも本格化し、多文化主義担当の生徒はオックスフォードの町で街頭インタヴューにも挑戦しています。インタヴューを断わられることも多く、精神的にも疲れますが、粘り強く挑戦を続けてほしいと思います。 

文責:付添教諭

 

2016年8月23日 (火)

オックスフォード研修6日目

土曜日にはバスでロンドン遠足に出かけました。

朝は雨が降ったりやんだりの状態でしたが、ロンドンに到着してからは天候にも恵まれ、絶好の遠足日和となりました。

バッキンガム宮殿、トラファルガー広場

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ウェストミンスター寺院とビッグベン

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タワーブリッジとロンドン塔

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大英博物館

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と、順番に回り、無事オックスフォードまで帰着することができました。

日曜日は自由行動の日ですが、半分以上の生徒がロンドンへの再訪を希望していたため、  班ごとに行動計画表を提出させ、教員、添乗員引率の元で再度向かいました。

バスで向かう生徒がほとんどでしたが、こだわって電車で向かうグループもありました。

写真はロンドンの入り口となる鉄道Paddington駅です。

ハリーポッターのロケ地ではありませんが、生徒は近い雰囲気を感じて

喜んでくれたようです。

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班ごとに大英博物館を再訪したり、標準時を定める町グリニッジまで向かった生徒と様々でしたが、全員無事オックスフォードに帰還できました。

ロンドン訪問を通して、生徒たちは景観の美しさなどはもちろんのこと、ロンドンという都市が持つ懐の広さ、すなわち多文化主義を十分に理解してくれことと思います。

さて、明日からまた通常授業と最終プレゼンテーションにむけたプロジェクトワークが始まります。観光モードからしっかりと頭を切り替えて、多くの学びにつながりますように。

文責:付添教諭

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